Works
南北で接道する道路には10mの高低差があり、敷地内も三段に分割されている。
北側の道路から1.2m下がったレベルに本体を配置し、キャンティレバーで床面積をかせぎつつ快適な住居をめざした。
全体は5層で構成されている。第1層は個室・水廻りを配し、第2層は接道したエントランス、第3層が生活の中心となるLDKである。
バッファーゾーンとして可動ルーバーをもつバルコニーが付属している。第4層は2つのゲストルーム。そして第5層は書斎ととし、ハイサイドライトからの光を行灯のように下層の諸室に落とし込む役割を持たせている。